ぶちおの犬小屋

ウインディを愛するポケモントレーナーへ

【考察】ポケバンクが解禁されたシングルレートでウインディがこの先生きのこるには【雑記事】

 バンク解禁まで暇なのでバンク解禁によって変化する環境でどうなるのか、どうすればいいのかをウインディを相棒として戦っているトレーナーの視点から考えてみようと思う。ウインディを使わない方にとっては需要があるとも思えないが、個人的なメモということで一つ。あくまで暇つぶしにした考察をなんとなく言語化した感じなのでガバガバでもお許し頂きたい。

 

 

 まずはウインディのスペックを簡単に。比較的採用価値がある(はずの)技には色を付けている。

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タイプ:炎

特性:貰い火、威嚇、正義の心

種族値:90-110-80-100-80-95 (555)

主な物理技:フレアドライブインファイトワイルドボルト神速、逆鱗、噛み砕く、地ならし

主要な特殊技:燃え尽きるなど炎技、ソーラービーム(Z技前提?)めざめるパワー氷バークアウト

主な補助技:鬼火毒々、吠える、朝の日射し日本晴れ

 

 アタッカーよりの種族値配分になってはいるが耐久が低いわけではなく耐久型もこなせる。良く言えば器用だが、インフレした今の環境では種族値が足りていない。ただ、7世代になって習得した「燃え尽きる」により弱点を消すことができるようになり耐久型はより使いやすくなったと言えるだろう。実際某構築記事リンク集サイトで検索すると、S1において高レートを記録したウインディ入り構築では8/15と半分以上が食べ残しやゴツメを持たせた耐久型のウインディを使用していた。(1/18現在)もっとも、それら全ての個体が燃え尽きるを覚えていたわけではないが…。

 アタッカーとして運用する場合、6世代までは技範囲の問題で物理型が最優と考えていたが、Zクリスタルを持たせることで特殊型もやれるのではないかと感じた。後述するが、Zソーラービームのおかげで水タイプから引かなくてよくなる可能性が生まれたためである。

 

 ここまでがS1までのウインディについての考察である。ここからはバンク解禁によって戻ってくる’’比較的KPが高くなるであろうウインディ敵’’を簡単に挙げていこうと思う。

 

 まずはライバルの炎タイプから。メガリザードンメガバシャーモはどちらも一般ポケモンウインディと比べる相手ではないのでパスさせていただく。

 

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バシャーモ

バンク解禁後最も環境に蔓延するのではないかと考えているのは自分だけではないだろう。アタッカーとしては言わずもがな、加速からの剣舞やビルドバトンなどサポートとしても非常に優秀。持ち物もメガストーン、タスキ、ラム、珠など特定が難しく型の判別が付きにくい。さらにZクリスタルも加わりさらに型は増えるのではないだろうか。麻痺のSダウンが1/2になったことでどう止めるか非常に悩ましくなった。アローの弱体化も追い風か。

 

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エンテイ

個人的には物理型のウインディを使う上での目の上のタンコブであると考えている。ウインディより高いAとSがあり、非接触高火力物理技であり火傷をばらまける聖なる炎、同タイプに打てるストーンエッジウインディが欲してやまない技を持っている。こちとらでんせつポケモンだぞその技くれ。

聖なる炎でミミッキュの皮を剥ぎつつ5割で火傷させる、という動きができるのは強そう。

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ヒードラン

テテフのメインウエポンをどちらも半減できる。後出ししたら格闘Zで吹き飛ばされるなんてこともあるかもしれないが、基本的には強いだろう。優秀な後出し性能、マグストによるサイクルカット、ステロ吠えるによる起点作成などなど多くの強みを持っている。過去猛威を奮ったクレセドランの並びは流行りのレヒレに弱いのでどうなるか。

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ヒートロトム

さっさと図鑑から出てメタモンとタマゴ産んでこいと言われていたに違いない。水タイプに一致で弱点を付ける炎タイプ。対コケコ性能が高そうなので採用率は高くなるのではないだろうか。

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ウルガモス

レヒレ以外のカプに強くエースとなれるポケモンギガドレインを覚えていればレヒレにも負けないだろう。バシャーモ同様アローが数を減らしたので採用する人は多そうである。広い技範囲を持つので蝶の舞からのZ技によって強引に突破口を作る、といったことをしてくるかもしれない。

 

 以上が、バンク解禁によって解き放たれる主なウインディのライバルである。書いているうちに「どうすりゃいいんだ…。」と頭が痛くなってきたわけだが、これらのポケモンたちとウインディの差別化を図るポイントとしては「威嚇」「神速」「燃え尽きる」の3つであろう。まだ何も思いついてはいないが、このあたりを考慮して型を考えていきたい。

 

 次はウインディに対して後出しされるないし対面で不利を取る主なポケモンを挙げていく。Z技を採用するならこのあたりのポケモンの役割破壊のために持たせるべきだろうか。

 

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 上記のポケモンは基本的には物理型のウインディを止めにくるパターンが多いと思われる。物理受けと仮定した場合、クレセリア以外はZソーラービーム・めざ氷持ちの特殊型のウインディで突破できる可能性がある。

 例としてC165ウインディのZソーラービームが207-135スイクンに対して

ダメージ: 178〜210 割合: 85%〜100.4%(6.3%の乱数1発)となり、受けだしを許さない。

 逆にウインディを物理型で採用する場合にはこれらのポケモンへの対抗策が必要となる。勿論これらだけではなく既存のガブリアスギャラドスボーマンダポリゴン2、レヒレなど後出しされるポケモンはいる。

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ゲッコウガは水技がなければ殴り合えなくもないといったところだろうか。技が多すぎて言えることがない。

 

 以上がウインディを運用する上で障害になるであろうポケモン達である。無論ウインディで相手をする必要はないが、これらのポケモンウインディで誘って倒し、裏のエースを通しやすくする、なんて動きができるかもしれない。

 

 ここまでつらつらと色々並べ立てては来たものの、実際の環境がどうなるかなんてわからないので上手く環境に適応していきたい。

 最後に、グロパン秘密炎パンやらを覚えたウルトラビーストKangaskhanが時空を超えてやってきてしまう事実に震えて記事の〆とする。

 

 

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